思わぬところで入手

こんにちは、西宮市の司法書士の藤原です。

今日は土曜日で事務所はお休みですので、ゆるーいお話をさせていただきます。

私は西宮市内に住んでいますが、家の近所に市立図書館があり、そこに「リサイクル図書コーナー」なるものがあります。古本を無料で差し上げます、というコーナーですね。とはいっても、不要となった本で図書館に置くこともない本ですので、正直あまり興味をそそられる本は置いておりません・・・。

今日、息子2人を連れて図書館に行きました。息子の本を借りて出てきたところで、ふとリサイクル図書コーナーに目をやると、何やら辞書のような分厚い本が何冊も置いてあります。何となく気になって近寄ってみると、なんと、「不動産登記総覧」が何冊か置いてあるではないですか。

不動産登記総覧って何?という方が多いかと思いますが、ごく簡単に言うと、不動産登記の申請書や書類を作成する際に我々司法書士が参考にする、何冊もの分冊に分かれた文字通り辞書のような分厚い本です。特に老舗の司法書士事務所には置いてあることが多く、置いてある事務所を見ると、私なんかは、「おっ、司法書士事務所っぽい!」なんて思ったりするものです。

日付を見ると、昭和の時代に発行されたものでした。おそらく前の持ち主の方は新しいものを購入して不要となったのでリサイクルに出されたのではないかと思います。そうはいっても古くからの情報がとても大切なこの司法書士業界、また私の事務所にはこの不動産登記総覧はありませんでしたので、登記マニアの私は、内容の気になった1冊をありがたくもらい受けることにしました。

普通に購入するとそこそこの金額となりますが、思わぬところで思わぬものを入手し、すっかり上機嫌になりました。1冊でも相当分厚く重いため、持って帰るのが大変でしたが・・・。せっかくなので今後業務の参考に使っていきたいと思います。

本日はここまでです。最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。

司法書士 藤原亮介